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お名刺について① 〜名刺交換〜
こんにちは。
瓢嘻 八重洲店の田村です。
社会人になると何かと関わる事の多い『名刺』。
今回はそんな名刺についてのお話です。
当社でも研修期間が終わると個人の名刺を会社から支給して頂けます。
基本的に接客社員は全員名札をしておりますが、
お客様とお話する中で、「君は名前、何て言うの?」なんてご質問を頂くこともしばしば。
そんな時にさっとお名刺を取り出し、お渡ししてご挨拶できると良いですよね。
(本来は、お尋ね頂く前にご挨拶するのが礼儀ですが‥)
名刺をお渡ししたお客様が覚えていてくださったり、
以前私がお渡しした名刺をお持ちになっていたりすることもございます。
本当にありがたい限りです。
新入社員の頃、最初に女将から名刺を支給して頂いた時は、
嬉しさと同時に大変気の引き締まる思いでした。
私は現在、状況にもよりますが基本的には「瓢嘻 八重洲店」で勤務しております。
しかし入社時の配属先は、「瓢嘻 銀座本店」でした。
銀座本店はお店自体が他店舗と比べて広いため、
接客スタッフ数も都内全店で1番多いです。
そんな中でお客様に『何とか自分の名前を覚えて頂こう』、『印象を残さなければ』、
と必死になっていた事が思い出されます。
ただ、ご接待のお席が多い緊張感が漂う中でご挨拶のタイミングがわからず、
先輩社員の方々にどうしたら良いか相談したりもしました。
その当時働いていた他の先輩社員さんはどんどんお配りし、
お食事の後半ではお客様から名前でお呼び頂いておりました。
私が入社したのは1年のうちで1番忙しい繁忙期真っ只中の本店でしたので、
夜の営業時間ともなると、100名近くのお客様がいらっしゃることもあり、大忙し❗️
それだけ多くの方々と出会えるにも関わらず、私はお客様とお話するどころか
様々な業務、慣れない足袋と着物で何とか笑顔でいる事で精一杯という始末。。
要するに余裕がありませんでした (^^;;
接客中が難しいのであれば、最後にお客様がお帰りの際のお見送りの時に、
「本日はご来店頂きありがとうございました。」という感謝の気持ちをお伝えして
お渡ししてはどうか。というアドバイスをもらい、早速実践してみました。
すると「最後まで丁寧にありがとう!また来た時はよろしくね、田村さん。」と
名前で呼んでくださったのです。
それが1枚目でした。
今思えば、いかにも新人な私の奮闘にお客様が気を使ってくださったのかもしれませんが、
その当時の私はただ単純に瓢嘻でのお名刺配布 “第一号” を喜んでおりました。
それからは徐々にですが仕事内容を覚え、
緊張はしていたもののお客様とお話する事にも慣れていきました。
今ではお名刺のお渡しからお名刺交換になり、
お客様より頂戴することも大変多くなりました。
今後、社会人デビューしてご自身の名刺を持つであろう皆様に、
お名刺交換のマナーを少しだけお伝え致します。
当社では、内部(社内)研修や外部研修へ参加できる機会を多く設けております。
私はちょうど名刺を支給された時期に外部研修があったため、
マナー講師の先生にレクチャーを受けることができました。
【 名刺交換 】
①名刺交換は双方が立ち、机を挟まずに相手側へ移動して行います。
まずは名刺を両手で胸の高さで,、表面を向けて持ちます。
※相手が差し出した名刺の高さよりも低い位置で
差し出すことで謙虚さを表すことができますよ。
②お渡しする際は、お相手の目を見ながら、
社名・部署名(所属店舗名)・フルネームをはっきりと名乗ります。
名刺を頂く際は「頂戴致します。」と述べましょう。
※ この時、お相手の会社のロゴの上に
指がかからない様に注意してくださいね。
③頂戴した名刺は、決してぞんざいに扱ってはなりません。
また、すぐに名刺入れにはしまわない様に気をつけましょう。
さてさて、次回はそんな名刺を入れる “名刺入れ” についてお伝えさせて頂きます。
女将の皆さん、他の社員さんは名刺をどのように管理しているのでしょうか。
お楽しみに〜♬
瓢嘻 八重洲店 若女将
田村