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お名刺について② 〜名刺入れ〜
前回、お名刺について、特に名刺交換のお話をさせて頂きました。
今回は第2弾として、“ 名刺入れ” について取り上げてみようと思います。
【名刺入れ】とは・・
名前の通り『名刺を携帯するための入れ物』で、名刺ケースとも呼ばれることもございます。
一般的に名刺交換の際は、名刺入れより自分の名刺を取り出して交換し、
頂戴した相手の名刺を入れます。
自分の名刺が折れ曲がったり、汚れることを防ぎ、
同時に相手の名刺を保管するために利用します。
ちなみに私が使用しているのはこちらの【印伝】の名刺入れです。
【印伝】とは・・
甲州に江戸時代から続く、鹿皮に漆で模様をつけた革の工芸品です。
粋を愛する江戸の人々に巾着や煙草入れなどとして、広く愛好されており、
弥次喜多の珍道中として知られる十返舎一九「東海道中膝栗毛」にも記されています。
実はこちらの名刺入れ、会社からお名刺を支給された際に上司である
統括女将と若女将のお二人が、選んで贈ってくださったものです。
大好きなお色で柄も大変気に入っており、愛用中です。
何より女将と若女将にお選び頂いたということが嬉しいです。
ここで気になるのが、他の女将の方々は、
どの様な名刺入れを使っているのかということですよね。
私も気になり、少し周りの方々に聞いてみました!
◯森脇女将
森脇女将は、「瓢喜 西麻布店」と「香水亭 六本木本店」を兼任されている女将です。
どの様な名刺入れをお使いなのでしょうか。
こちらの西陣織の名刺入れでした。
【西陣織】とは・・
京都の先染め織物をまとめた呼び名で、
西陣とは応仁の乱時に西軍が本陣を置いた事にちなむ京都の地名です。
着物屋さんで着物の生地を使用して作られているそうで、
同じ物はない一点物との事でした。
◯宮嶋若女将
宮嶋若女将は「瓢喜 銀座三丁目店」の若女将です。
こちらも私と同じく“印伝”の名刺入れでした。
宮嶋若女将もその時の同店舗の女将から贈られたものとのお話でした。
とても綺麗な朱色です。
皆さんも素敵な名刺入れ、
そしてその先の名刺をお渡しする方々との出会いに恵まれます様に。
瓢喜 八重洲店 若女将
田村