こんにちは。

瓢嘻や香水亭ではコースの最後にデザートやさらに華やかな甘味がございます。

季節や期間によって内容は変わりますが、

現在は「わらび餅」をご用意しております。

日本人には馴染みのあるわらび餅ですが、

海外のお客様は、この見慣れない甘味をお出しすると

かなりの確率で「What’s this ⁉️(これは何ですか⁉️)」

とおっしゃいます。

そしてお召し上がりになってその不思議な食感にさらに驚かれるのです。

そもそもわらび餅とは、

わらび粉(＝わらびの地下茎から得られるデンプン)と砂糖と水を混ぜたもので、

きな粉をつけて食される事が多い、柔らかくて甘い和菓子です。

当店でも“きな粉”はもちろん、“抹茶わらび餅”や“黒糖わらび餅”、

“あずきわらび餅”などお味も様々。

最近は女性のみならず、甘いものが大好物という男性も多いですよね。

実は当社でも接客の女の子たちに負けず、多くの料理長が甘いもの好きなんですよ。

【スイーツ男子】ならぬ【スイーツ料理長】ですね ♪

洋菓子も魅力的ですが、当店は和食店ですので、今回は和菓子について少しご紹介させて頂きます。

和菓子とは、日本の伝統的な菓子の事を指します。

みなさんは和菓子と言えば何を思い浮かべるでしょうか。

様々ございますが、代表的なものですと羊羹やお饅頭、

お団子、煎餅や落雁などが挙げられます。

春はよもぎ餅、夏は涼しげな水羊羹、秋は栗に芋羊羹、冬は苺大福など

四季豊かな日本では和菓子でも季節を感じる事ができます。

やはりその時々の旬のものを食べるのは、贅沢ですよね。

また、和菓子は食べるのがもったいないと感じてしまう程、

見た目も細やかで大変美しいのが特徴です。

和菓子職人の方々が作り出す和菓子は、芸術品と呼べる程です。

和菓子は一般的には緑茶や抹茶に合わせる事を想定して作られており、

とても甘いものが多いのですが、

料理長によると当店では皆さまお酒を飲まれた後ですので

あまり甘すぎないものをご用意しているとの事でした。

お腹いっぱいでも〈 甘いものは別腹 ♬ 〉と言いますし、

ぜひ合わせてお出ししております京番茶と一緒に、

最後の季節の甘味までお召し上がり頂き、

コースをお楽しみ頂ければ幸いです。

瓢嘻 八重洲店 若女将

田村