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五月病にならないために~食事と栄養~
皆さん、こんにちは。
今年度、早くも1カ月が過ぎ、5月らしい気候となってきました。
急な気温の変化で体調崩されていないでしょうか。
瓢喜香水亭 京橋店では、このように季節のお花をあしらえてお客様をお迎えしています。
さて、今回のブログでは働くために欠かせない「健康管理」についてお話したいと思います。
そして5月といえば、気になるのが「五月病」です。
五月病とは既に広く認識されておりますが、改めて説明致しますね。
五月病は正式な病名ではなく、適応障害の一種で、実はきちんとした定義がありません。
4月に入学や就職などをした人が、環境の変化に適応できずうつ病に似たような症状を発症することを言います。
具体的な症状は、食欲不振、不眠、やる気の低下、気分が沈むなど様々です。
一時的な症状の場合も多いためあまり深刻視されていませんが、
重症化すると本格的な精神疾患に繋がるおそれがあるため注意が必要です。
五月病の改善・対策法としてリラックスする事やストレスを発散する事も大切ですが、
日本料理店を営んでいる当社としては、ぜひ食事や栄養についてのお話をしたいと思います。
~セロトニン~
五月病の改善・対策について語るのに欠かせないのが「セロトニン」です。
セロトニンとは脳内の神経伝達物質の1つです。
精神の安定や良質な睡眠に深く関わっているため、幸せホルモンなんて呼ばれ方もしていますね。
このセロトニンを分泌させる事で、五月病の不眠や気分の落ち込みを防ぐ事ができるのです。
そして、このセロトニンを分泌させてくれる栄養素があります。
■炭水化物…穀類、芋、豆類
■ビタミンB6…鶏肉、豚肉、青魚、アボカド、バナナ
■トリプトファン…肉、魚、卵、乳製品、大豆製品、ごま
当社のオリジナルの豚肉の出汁しゃぶや蒸しゃぶもぴったりですね!
この時期に、ぜひ積極的に摂っていきたいところです。
~カルシウム~
カルシウムには、神経の興奮を抑えたり、神経の伝達を正常に保つ働きがあります。
「イライラしやすい人はカルシウム不足」なんてよく言うのはこのためですね。
乳製品や小魚などを意識して摂取しましょう!
~よく噛む!~
「噛む」という動作もまた、脳にセロトニンを分泌させる効果があります。
まずは意識的によく噛むことも大事ですし、白米よりも玄米、食パンよりもフランスパンなど、似た食材なら噛みごたえを重視して選ぶのも良いかもしれません。
職業柄、当社の店舗スタッフも休憩時間のお弁当をよく噛まずに駆け込んでいるシーンもたまに見かけます。
時間が取れるときは、よく噛んで食べることを意識したいところですね。
~朝ごはんを食べる!~
朝ごはんも、脳を覚醒させセロトニンを働きやすくするために必要不可欠です。
時間がない、食欲がわかないなんて人も多いかもしれませんが、
まずはヨーグルトやバナナだけでも口に入れる習慣を付けると良いですよ。
また、朝ごはんを食べないデメリットは五月病に繋がるだけではありません。
「記憶力や集中力が落ちる、太りやすくなる、糖尿病や心臓発作を起こすリスクが上がる」など、悪い事だらけです。
このようにいろいろな要素をお伝えしましたが、
「バランス良く食べる」
「よく噛む」
「朝ごはんを抜かない」など、
とても基本的な事が改善、予防に繋がるんですね。
規則正しい睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がけ、五月病を寄せ付けない体を作りましょう!
株式会社mihaku
採用プロジェクトチーム