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「働く」とは。
「働く」とは?簡単な質問のように思えますが、改めて考えてみると案外難しく、「気付いたら深く考え込んでしまった」なんていう方もいるのではないでしょうか。本日はそんな「働く」ということに焦点を当ててお話しさせていただきたいと思います。
生活の一部であり、当たり前に過ごしてきた「働く」時間について、発見・再確認・意識向上、、、何かしらの形でプラスになっていただけたら幸いです。
「働く」とは?
辞書で引いてみると、「仕事をする。労働する。特に、職業として、あるいは生計を維持するために、一定の職に就く。」といった内容が載っています。もちろんこれが基本であり間違いではありません。
では、例えば就活の面接の際に、同じ質問をされた時にこんな答えで良いのでしょうか。
「働くとは、労働することによって対価としてお金をいただくことです。」
答えはNOですよね。
面接官がこの質問をするのにはちゃんとした意図があります。
1.企業との相性を確かめるため
一つ目は志願者と企業側の相性を確かめるということです。働くことをどう捉えているのか、どんな姿勢・モチベーションで働きたいのか。こういった点が企業側の考え方と合っているのかを確認しておくことで、入社後のミスマッチが起きないようにしているのです。
2.思考能力を試している
思考能力とは、あらゆるシチュエーションで落ち着いて物事を考えられる力です。スピーディーに自分の考えを整理して、分かりやすく相手に伝えることは、仕事のみならず生きていく上で必要なことですよね。
「働く」とは、この質問にスムーズに答えられるようにするには以下のような手順で話すと良いです。
(1)私にとって「働く」とは、~です。(結論)
(2)なぜそう考えるようになったのか。(経験)
(3)社会人としてどんなことを考えて働いていきたいか。
ぜひご自宅でも良いので一度試してみてください。
働くことの意味
冒頭でも述べましたが、生活のために働いてお金をもらう、これは言ってみれば当然のことですよね。しかし、一日の大部分を占める働く時間、どうせ同じ時間を過ごすなら、お金のためだけではなく有意義なものであった方が良いですよね。
家計を豊かにする=生活が豊かになる
シンプルに、たくさんお金を稼ぐことで、欲しいものが買えたり・行きたい場所に行けたり・やりたいことができたりと、生活は豊かになります。
仕事で得た知識や技術がスキルアップへと繋がる
生活のどんな場面でどんなスキルが生きてくるかは分からないですし、仮にまた別の仕事をしてみたいと思ったときにそのスキルが生きるかもしれません。常に自分の為になるのだと思い向上心を持って仕事に臨めると良いですね。
コミュニケーションスキルがプライベートも充実させる
ごぐ一部のジャンルを除いて、人間関係はどんな仕事においてもありうるものです。お客様、取引先、そして同僚。世の中には色々な人がいるので、ある程度自分のペースを保ちながらも相手に合わせながら良好な人間関係を築いていかなければなりません。
それは仕事に限らず私生活でも必要なことであり、一番身近な家族相手でも同じです。仕事をしながら人間力を養う、それくらいのモチベーションをもって働きたいものですね。
心のこもった仕事は相手(お客様、取引先、同僚)を喜ばせそれが自分に返って来る
仕事には常に相手がいます。心をこめて仕事をして、それが必ず報われるとは限りませんが、それが報われた時、そして相手が喜んでくれたとき、この上ない充実感を得られるはずです。その気持ちや経験から学ぶことは数多くあると思います。
このように、仕事=お金、それ以外にも働く意味というのは、見出そうと思えばまだまだたくさん出てくるはずです。もちろんこういった姿勢で働いているということ自体が面接でのアピールにもなりますが、それだけでなく根本的に自らを豊かにしてくれるはずです。
周りのため、何かのため、そう思ってやっていたことが自分に返ってくるのです。
働く時間を楽しくするためには、自分なりの「働く意味」を常に持ちながら働くということが、とても大切なんですね。