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社長ブログ
技術<人間力 【芽の輪くぐりで感じたこと】
いつもお世話になっている築地市場近くの波除神社へお参りに行ってきました。
ちょうど、「茅の輪くぐり」をしておりました。その時に感じた事です。
茅の輪ですが、この時期の瓢斗・瓢喜・香水亭でもお出ししている店舗もございます。
八寸のお料理に「茅の輪」をご用意して、厄除けをしてもらいながらお食事も楽しんでいただくというのもです。
この「茅の輪」簡単にご説明させていただきますと、(【】の中ご存知の方すみません)
【日本神話の中で、素盞鳴尊(すさのおのみこと)が、旅をしている途中、蘇民将来(そみんしょうらい)、という人のところで宿を求めたところ、蘇民将来は貧しいながらも喜んでたいそう厚くもてなしました。
その数年後、再び蘇民将来のもとを訪ねた素盞鳴尊は「もし悪い病気が流行ることがあった時には、茅で輪を作り腰につければ病気にかからない」と教えてくれました。
そして疫病が流行したときに、蘇民将来は茅の輪で助かったというのです。この神話がきっかけで厄除けの意味で茅の輪が広がります。初めは小さかった芽の輪ですが、江戸時代あたりから現代のような形になったと言われています。
茅の輪くぐりは、正月から半年間のケガレを祓い、残り半年の無病息災を祈願するという意味があります。
茅の輪をくぐることで禊(みそぎ)をして邪悪な穢れ(けがれ)を祓い(はらい)、災難を予防する為のものです。
基本的に6月30日に行われ、≪夏越の祓(なごしのはらえ)≫と言われています。】
少し長くなってしまいましたが、上記のような意味があります。
「へぇー」「そうなんだー」という話なんですが、たまに、「そんなものも知らないのか!」なんて言い方する人、言い方はそうでなくても、そのように感じさせる人を見かけます。特にお酒の席で気分が大きくなってしまって・・・・どうしてもお酒が入ると自分のコントロールはやりにくいものですが、仕事の仲間でお酒を飲んでいるときや、社外の人との会食の時は気を付けたいものです。
和食・日本料理・会席料理には沢山の意味合いがあるものがあります。器や、技法も沢山あります。だから奥が深くて面白いのですが、その知識や、技術だけでは結局お客様はお喜びになりません。一緒に働く仲間も同じです。しらけちゃう時もありますよね。
学んだ人は、その博学をツールとして、コミュニケーションをすべきだと思います。
また、「俺がいるから上手く行っている」という上司もいやなものですよね。「いつもみんなのおかげ様」こうじゃないと誰もついていかない。
人間としての器が大きい人。人間力が高い人を当社は技術力より評価しています。仕事を通じて人間力を鍛えれる、そんな会社を目指して行きたいと思っております。
「技術はいつでも学べる。まずは人間力」