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私の仕事のやりがい 京都 瓢喜 京橋店 輿石店長
みなさん、こんにちは。
瓢嘻京橋店、店長の輿石です。
コロナの影響で飲食業界が大ダメージを受けております。
営業時間短縮でアルコールは19時まで、営業は20時までと、当店も、余儀なくされております。
このような状況下でも瓢嘻京橋店に来店していただきたいと思いブログを書き始めました。
当店の看板商品は『出汁しゃぶ』でございます。
厚さ1mmにスライスした六白黒豚を白くなるまで湯がき、旨味たっぷり特製付けだれの「出汁」に葱をたっぷり入れて、お肉を巻き付けるようにして食べるしゃぶしゃぶは絶品です!
まだ食べたことのない方は人生の半分くらいは損していますよ(笑)
中にはこの出汁しゃぶを大変気に入って下さっているご常連様もいらっしゃいます。
常連様と言えば、ちょっとしたエピソードがございます。
私が瓢喜に入社して接客業務マニュアルを覚えている最中でした。
調理場出身の私は以前から人見知りや緊張しやすく、赤面になるほどでした。
mihakuのスタッフ勉強会の中で
「人は変わる勇気と変える勇気を持ちましょう」との言葉が凄く心に響きました。
「自分自身が変わらなければ何も変わらない。変えようと意識をしないともっと変われない」
そんな思いの中、あるお客様との出会いがありました。
何度かご利用されていたお客様でしたが私がお部屋案内、接客をしていると
「今日は女性のスタッフはいないのか」
「料理は手前に置いておけばいいから」など少し怒り口調でおっしゃっておりました。
私の接客の仕方がダメなのかと嫌悪感に陥っておりました。
お帰りの際、勇気を出して名刺をお渡しすると、
「1人で営業しているのか」「接待相手が瓢喜を気に入ってるから使ってる」
「もう少しタイミング、部屋の雰囲気を読んで接客してくれ」
とお言葉をいただいてしまいました。
そのお言葉で、自分の未熟さを痛感致しました。
ひとえに接客とはいっても、お客様によりさまざまな気遣いがあります。
自分が変わらないのであれば、周りも変わらずと、
喜んでいただくためには、勇気をもって自分を変えていかないといけないと、新ためて考えさせられた出来事でした。
その後、1ヶ月程経ったある日、そのお客様が接待される側で来店されました。
先日の出来事を思い出し、こちらのお客様は、タイミングを気にされていたので、その点に注意して接客いたしたところ
「今日は良かった。成長したな」とお言葉を頂きました。
「次回の予約をいれるよ」とその場でご予約を頂きました。
それから、少しずつお客様との会話も増えて料理の話や、世間話をするようになりました。
今では、私が店舗異動しても
私のいるお店に来店してくださり、月に2~3回利用してくださります。
色々なお客様もご紹介して頂き、ありがたいかぎりです。
こちらのご常連様に限らず、お気遣い、タイミングやお部屋の空気感など、接客しながらお客様からも多くを学ばせていただいております。
今後も沢山のお客様との出会い、おもてなしの心を持ち、お出迎え致します。
今はまだ、緊急事態宣言のなかでの営業で、限られた時間ではございますが
ご接待や、大切な方との会食などが御座いましたら、是非、瓢喜京橋店をご利用くださいませ。
従業員一同、美味しい料理、おもてなしに磨きをかけ心よりお待ちしております。